「Edu-Lab Meeting ワークショップとはなにか?」は、 2016年1月16日23時18分をもちまして定員に達しました 。ありがとうございました。当日会場にてお待ちしております。
Edu-Lab Meeting ワークショップとはなにか?
Edu-Lab Meeting ワークショップとはなにか?
ワークショップが私たちの主体的な学びを誘発する方法論として注目されて以降、学校でも、大学でも、会社でも、ミュージアムでも、‘ワークショップ流行り’が続いています。一方で、どこに行ってもワークショップをさせられる私たち。‘ワークショップ疲れ’を起こしている方もいるのではないでしょうか。
そもそも、ワークショップとは何なのでしょう。なぜ現代社会においてこんなにも求められているのでしょう。ワークショップがもたらす「効果」とは、果たして何なのでしょう。このような、ワークショップに関するさまざまな問いについて、皆さんと一緒に議論してみたいと思い、今回の研究会を企画しました。
報告者として、生涯学習という視点からワークショップ実践者の活動を国内外で追ってきた森玲奈と、大学教育においてワークショップを実践しつつ「参加体験」の思想的基盤について考えてきた長谷川一が登壇します。また、討論者には、ワークショップ研究や実践においてそれぞれ豊富な経験を持つ安斎勇樹と土屋祐子を迎えます。ワークショップとは何かについて、ざっくばらんに、しかし同時に本質的なところにまで踏み込んで、フロアのみなさんと活発な意見交換をしたいと思います。
(企画者:森玲奈・村田麻里子)
■ 概要
日時 2016年2月10日(水) 18時~20時(終了後、懇親会あり)
場所 東京大学大学院 情報学環・福武ホール
地下2階スタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
報告者:森玲奈(帝京大学)
長谷川一(明治学院大学)
討論者:安斎勇樹(東京大学大学院)
土屋祐子(広島経済大学)
司 会:村田麻里子(関西大学)
■ 申し込み(参加費無料・先着順)
件名「Edu-Lab Meeting 申し込み」として氏名・所属・連絡先を下記アドレスにお送りください。
edulab.meeting【アット】gmail.com
(【アット】を@に変換して送信してください。)
■登壇者プロフィール
森 玲奈(もり・れいな)
帝京大学高等教育開発センター講師/東京大学大学院情報学環客員研究員。学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち、生涯学習に関する研究と実践を続ける。主な著作に『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成』(単著、ひつじ書房)、『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著、慶應義塾大学出版会)など。
長谷川一(はせがわ・はじめ)
明治学院大学文学部芸術学科教授。メディア論、メディア思想、文化社会学。「参加体験」という観点から、テクノロジーの浸透した現代社会の日常性について考えている。主な著書『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか』(単著、慶應義塾大学出版会)、『アトラクションの日常』(単著、河出書房新社)、『大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング』(共編著、三省堂)ほか。
安斎勇樹(あんざい・ゆうき)
東京大学大学院情報学環特任助教。商品開発、人材育成、組織開発などの産学連携プロジェクトに取り組みながら、ワークショップの実践と評価の方法について研究している。主な著作に『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』(単著、藝術学舎)、『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)など。
土屋祐子(つちや・ゆうこ)
広島経済大学経済学部准教授。メディア論に基づくメディア・リテラシーの実践と理論について研究している。デジタルストーリーテリングなど新しいメディア表現を検討しつつ、地域をフィールドとした制作ワークショップに取り組む。主な著作に『現代地域メディア論』(共著、日本評論社)、『大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング』(共著、三省堂)など。
村田麻里子(むらた・まりこ)
関西大学社会学部教授。メディアとしてのミュージアムが研究テーマ。ミュージアムや大学で、メディア・リテラシーのワークショップを複数手掛ける。主著に『思想としてのミュージアム-ものと空間のメディア論』(単著、人文書院)、『大学生のためのメディアリテラシー・トレーニング』(共編著、三省堂)など。
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Edu-Lab
Meetingとは
学びにあふれた社会をめざし、フォーマル学習/インフォーマル学習を架橋する実践/研究について議論する研究会です。
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主催: NPO法人 Educe Technologies
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協力:JST−RISTEX